【最新版/エリア別】「宮崎県」の採用活動の難易度は?統計データを元に徹底解説!
求人を出しても、なかなか反応が返ってこない……。同じ宮崎県の中で、自社のある地域はほかと比べてどういう状況なのか、気になっている方もいるはずです。
ハローワークの統計と人口の将来推計という、出どころの違うデータを組み合わせると、県内7地域の採用の様子が見えてきます。
本記事では、2026年10月時点の国と宮崎労働局の公表内容をもとに、統計の数字をかみ砕いてご紹介します。ぜひ最後までお付き合いください!
この記事でわかること
- 7つの地域それぞれの、いまの求人倍率
- コロナ前の2019年から現在までの、倍率の動き
- 働く世代の推計から見た、地域ごとのこれから
宮崎県内の市町村で採用に使える補助金・奨励金は、自治体ごとに整理した記事にまとめています。
【9選】「宮崎県」で採用活動に使える補助金は?求人広告・採用サイト・人材紹介の費用をまとめて紹介!
宮崎県で採用サイトや求人広告にお金をかけたい。そう思って「宮崎県 採用 補助金」で調べ、県と自分の市のページを開いたものの、制度は見つかっても要領のリンクがいくつも並んでいて、どれが採用に使えるのか分からない……。そこで手が止まっている方は多いと思います。 実は、県内には採用活動の費用に使える
※本記事は国や労働局が公表している統計の内容を元に、「より分かりやすく」を趣旨にまとめさせていただいたものです。記載の内容については、一切の責任を負いかねますので、最新の数値は必ず各公表元でご確認いただきますようお願いいたします。
県内の求人倍率は、地域で0.90〜1.19倍と開く
2026年7月の有効求人倍率は、7地域のうち宮崎東諸県が1.19倍で最も高く、西都児湯が0.90倍で最も低い値です。同じ宮崎県でも、求人と仕事を探す人の釣り合いは地域で違います。
有効求人倍率は、仕事を探す人1人に対して、求人がいくつあるかを示す数字です。1倍を超えると求人のほうが多く、会社の側が選ばれる立場になります。県全体の1.11倍は、仕事を探す人10人に対して、求人が11件ある計算です。
この記事では、倍率が高いほど会社が人を「採りにくい」、低いほど「採りやすい」と言います。いまの倍率の位置は「採りやすい側/採りにくい側」、ここ数年の動きと推計から見た向きは「〜なる方向」と書き分けます。
地域は県の7つの圏域と同じです。倍率は季節で動くので毎年7月どうしで比べ、コロナ前の2019年7月も並べます。2021年9月からはネットで登録した求職者も数に入り、その分多めに出ます。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
※地域の数字は、受け持ちが圏域と市町村単位で一致する、ハローワーク1か所の数字です。
7地域とも、コロナ前より倍率が下がりました。いま1倍を下回るのは、西都児湯・日向入郷・日南串間です。
働く世代は、国立社会保障・人口問題研究所の推計で、2020年に100人いた働く世代が何人になるかの見込みです。地域ごとの引っ越しの出入りは、県内の行き来も含みます。

出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
2050年には、宮崎東諸県は74人、日南串間は48人まで減る推計です。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」(2017〜2026年の各7月)』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」(2025年度)』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(令和5年推計)』『宮崎県「各圏域の地域医療構想調整会議」(2026年10月時点)』『宮崎労働局「ハローワーク」(2026年10月時点)』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」(2019〜2025年)』
宮崎東諸県(宮崎市・国富町・綾町)の採用マーケット
宮崎東諸県の2026年7月の倍率は1.19倍で、仕事を探す人10人に対して、求人が12件ある計算です。7地域で、いま最も倍率が高い地域です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
宮崎東諸県は、求職者が増えて倍率が下がった
コロナ前の2019年7月は1.55倍、コロナ禍の2020年7月は1.01倍で、1年前からはほぼ横ばいです。
2019年7月より、求人は11.8%減り、求職者は15.1%増えました。求職者が増えた分、倍率が下がっています。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.42倍、パートが0.99倍でした。
宮崎東諸県の働く世代は、7地域で最も保たれる推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に74人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を176人上回りました。2023年から3年続けて、転出のほうが多い状態です。
【見解】宮崎東諸県は、いまの状態が続く方向
弊社は、宮崎東諸県は最も採りにくい側のまま、いまの状態が続く方向と見ています。根拠は、7月の倍率が2024年から1.17〜1.23倍の間にあり、働く世代の減り方が7地域で最も小さいことです。ただし、2023年から転出のほうが多く、この流れが強まれば採りにくくなる方向に傾きます。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
西都児湯(西都市・高鍋町など)の採用マーケット
西都児湯の2026年7月の倍率は0.90倍で、仕事を探す人10人に対して、求人が9件ある計算です。7地域で最も倍率が低く、求職者のほうが多い地域です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
西都児湯は、求人と求職者がともに減った
コロナ前の2019年7月は1.16倍、コロナ禍の2020年7月は1.03倍でした。
2019年7月より、求人は31.9%減り、求職者は12.5%減りました。求人の減り方は、7地域で最も大きい値です。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.12倍、パートが1.06倍でした。
西都児湯の働く世代は、県全体より速く減る推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に56人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を846人上回りました。
【見解】西都児湯は、この先は採りにくくなる方向
弊社は、西都児湯はいまは最も採りやすい側で、この先は採りにくくなる方向と見ています。根拠は、求職者が2019年7月より12.5%減り、働く世代も県全体より速く減る推計であることです。ただし、いまの0.90倍は求人が大きく減ったあとの値で、採りにくくなるのは求人の数がいまの水準で続いた場合です。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
日向入郷(日向市・門川町など)の採用マーケット
日向入郷の2026年7月の倍率は0.97倍です。1倍をわずかに下回り、求職者のほうが少し多い状態です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
日向入郷は、この1年で1倍を下回った
コロナ前の2019年7月は1.12倍、コロナ禍の2020年7月は0.95倍でした。
1年前の2025年7月は1.11倍で、この1年で求職者が増え、倍率が1倍を下回りました。
2019年7月より、求人は18.3%減り、求職者は5.3%減りました。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.36倍、パートが0.86倍でした。
日向入郷の働く世代は、2050年に100人が59人の推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に59人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を1,617人上回りました。
【見解】日向入郷は、いまの状態が続く方向
弊社は、日向入郷は求人と求職者がほぼ釣り合う、いまの状態が続く方向と見ています。根拠は、7月の倍率が2017年から0.95〜1.23倍の間で動き、求人と求職者がともに減ってきたことです。ただし、この1年は求職者が増えており、この動きが続けば採りやすくなる方向に傾きます。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
延岡西臼杵(延岡市・高千穂町など)の採用マーケット
延岡西臼杵の2026年7月の倍率は1.01倍です。求人と仕事を探す人が、ほぼ同じ数の地域です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
延岡西臼杵は、2024年から2年続けて下がった
コロナ前の2019年7月は1.10倍、コロナ禍の2020年7月は1.08倍でした。
2024年7月の1.31倍から、1年前の1.16倍を経て、この2年で倍率は1倍近くまで下がりました。
2019年7月より、求人は16.2%減り、求職者は8.7%減りました。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.39倍、パートが0.78倍でした。
延岡西臼杵の働く世代は、3番目に大きく減る推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に55人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を3,609人上回りました。
【見解】延岡西臼杵は、少しずつ採りにくくなる方向
弊社は、延岡西臼杵は少しずつ採りにくくなる方向と見ています。根拠は、転出超過が7地域で最も多く、働く世代の減り方も3番目に大きい推計であることです。ただし、いまは倍率が1.01倍まで下がっており、採りにくくなるのは求人の数がいまの水準で続いた場合です。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
日南串間(日南市・串間市)の採用マーケット
日南串間の2026年7月の倍率は0.97倍です。求職者のほうがわずかに多いものの、年ごとの上下が大きい地域です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
日南串間は、求人の減り方が7地域で最も小さい
コロナ前の2019年7月は1.03倍、コロナ禍の2020年7月は0.70倍でした。
2024年7月は0.88倍、1年前の2025年7月は1.17倍と、1年ごとに大きく動いています。
2019年7月より、求人は5.3%減り、求職者は0.9%増えました。求人の数は、コロナ前に近い水準です。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.27倍、パートが0.99倍でした。
日南串間の働く世代は、7地域で最も大きく減る推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に48人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を1,977人上回りました。
【見解】日南串間は、長い目で見て採りにくくなる方向
弊社は、日南串間は長い目で見て、7地域で最も採りにくくなる方向と見ています。根拠は、働く世代の減り方が7地域で最も大きい推計で、求人の減り方は最も小さいことです。ただし、倍率は年ごとの上下が大きく、いまは0.97倍で求職者のほうがわずかに多い状態です。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
都城北諸県(都城市・三股町)の採用マーケット
都城北諸県の2026年7月の倍率は1.14倍で、仕事を探す人10人に対して、求人が11件ある計算です。コロナ前からの下がり幅が、7地域で最も大きい地域です。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
都城北諸県は、2022年から4年続けて下がった
コロナ前の2019年7月は1.70倍、コロナ禍の2020年7月は1.47倍でした。
倍率は2022年7月の1.77倍から、4年続けて下がりました。1年前の2025年7月は1.20倍です。
2019年7月より、求人は19.2%減り、求職者は20.2%増えました。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.44倍、パートが0.75倍でした。
都城北諸県の働く世代は、県全体より保たれる推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に72人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転入が転出を4,612人上回りました。
【見解】都城北諸県は、少しずつ採りやすくなる方向
弊社は、都城北諸県は少しずつ採りやすくなる方向と見ています。根拠は、倍率が2022年7月の1.77倍から4年続けて下がり、7地域で転入のほうが多いのは都城北諸県だけであることです。ただし、いまの1.14倍は7地域で2番目に高く、求人のほうが多い状態は続くと見ています。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
西諸(小林市・えびの市・高原町)の採用マーケット
西諸の2026年7月の倍率は1.11倍で、仕事を探す人10人に対して、求人が11件ある計算です。県全体と同じ倍率で、7地域では3番目の高さです。

出典: 弊社作成。元の統計は宮崎労働局「みやざき労働市場月報」のページ(2026年10月時点)
出典: 弊社作成。元の統計は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」のページ(2026年10月時点)
西諸は、フルタイムの倍率が県全体より高い
コロナ前の2019年7月は1.43倍、コロナ禍の2020年7月は1.25倍でした。
2019年7月より、求人は9.3%減り、求職者は16.9%増えました。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の平均では、フルタイムが1.80倍、パートが0.79倍でした。フルタイムでは、求人のほうがはっきり多い状態です。
西諸の働く世代は、7地域で2番目に大きく減る推計
2020年に100人いた働く世代は、2050年に54人ほどになる推計です。
2021〜2025年は、転出が転入を1,512人上回りました。
【見解】西諸は、フルタイムほど採りにくくなる方向
弊社は、西諸はフルタイムの採用ほど採りにくくなる方向と見ています。根拠は、2025年度の平均でフルタイムの倍率が1.80倍と県全体の1.41倍より高く、働く世代の減り方も2番目に大きい推計であることです。ただし、求職者はコロナ前より16.9%増えており、パートは求職者のほうが多い状態です。
参考サイト:『宮崎労働局「みやざき労働市場月報」』『宮崎労働局「職業安定業務統計年報」』『国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」』『宮崎県「宮崎県の人口(年報)」』
まとめ:7地域の今と、弊社の見立て
「採りやすい側」はいまの倍率の位置、「〜なる方向」はここ数年の動きと推計から見た向きです。いまの倍率では、最も採りやすい側は西都児湯、最も採りにくい側は宮崎東諸県です。弊社は、都城北諸県が採りやすくなる方向、日南串間が長い目で見て採りにくくなる方向と見ています。
都城北諸県は採りやすくなる方向、日南串間はその逆
| 地域 | いまの倍率と、弊社の見立て |
|---|---|
| 宮崎東諸県 | 1.19倍(最も高い)。最も採りにくい側のまま、いまの状態が続く方向 |
| 西都児湯 | 0.90倍(最も低い)。いまは最も採りやすい側、この先は採りにくくなる方向 |
| 日向入郷 | 0.97倍(5番目)。いまの状態が続く方向 |
| 延岡西臼杵 | 1.01倍(4番目)。少しずつ採りにくくなる方向 |
| 日南串間 | 0.97倍(5番目)。長い目で見て最も採りにくくなる方向 |
| 都城北諸県 | 1.14倍(2番目に高い)。少しずつ採りやすくなる方向 |
| 西諸 | 1.11倍(3番目)。フルタイムほど採りにくくなる方向 |
自社のある地域の行で、いまの位置と向きを一度に確かめられます。
採用が厳しい地域でも、3か月で応募17人・内定3人
地方採用ワークスでご支援した例を1つご紹介します。
岐阜県大野郡白川村の、従業員20名ほどの総合建設会社様では、支援開始から3か月で応募が17人、うち3人の内定に至りました。有資格者の採用にもつながっています。
足りないと答えた企業が66.0%に上る建設で、しかも採用が厳しい地域での結果です。同じ結果をお約束できるものではありませんが、条件が厳しくても、打ち手は残っています。
地方採用ワークスは、都市部より母数が少ない地方の採用を専門に、数多くの企業様をご支援してきた会社です。地方の企業が中心ですが、都市部の企業様からのご依頼もいただいています。採用ブランディングの設計から採用サイトの制作、応募を獲得したあとの一次面接やフォローまでをご支援しています。
いまの状況をお聞かせいただければ、どう応募を獲得するかの設計から、ご一緒に整理します。まずはお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人

たまちゃん
マーケティングデザイン部 マネージャー/Webマーケター 大学在学中に、複数Webメディアを立ち上げ、アフィリエイターとして法人化。設立から2年後、社会貢献などの「働きがい」を求め、リーピーにジョイン。 現在は、現場で培ったWebサイトの運用経験を元に、お客様サイトの運用代行や自社コーポレートサイトの運用など、幅広いマーケティング領域を担当。