【事例10選】社会福祉法人のホームページ制作|介護・福祉の採用サイト

「介護職員の求人を出しても、応募が数件で止まってしまう」「若い世代からの応募がほとんど来ない」

地方の社会福祉法人や介護・福祉施設では、このような状況が長く続いているケースが多く見られます。

求職者は検討する前の段階で、「きつそう」「人手が足りていなさそう」というイメージを持っています。これは、施設側の待遇が悪いからではありません。介護の現場は、文字だけでそのイメージを書き換えるのが難しい仕事だからです。

このイメージを動かせるのがデザインです。求められているのは単なるおしゃれさではなく、「この人たちと働いている自分」が浮かぶ状態を作ることです。

この記事でわかること

  • 社会福祉法人・介護事業所で応募が止まる、待遇以外の理由
  • 介護の採用サイト制作で事業者が用意すべき3つの要素
  • 事例10選から読み取れる、人材募集を成功させる見せ方

弊社デザイナーが厳選した「地方企業×採用サイト」のデザイン事例は、以下で業種を横断して紹介しています。

あわせて読みたい
【事例10選】社会福祉法人のホームページ制作|介護・福祉の採用サイト | 採用サイト制作
【保存版】採用サイトのデザイン事例32選|参考にしたい地方企業を業種別に

「採用サイトのデザインを探しはじめると、たいてい途中で手が止まります。ギャラリーサイトを開けば都心の大企業や有名ブランドの事例ばかりが並び、『うちの規模でこれは無理だ』と閉じてしまう」——地方の中小企業で採用を担当している方から、よくお聞きする状況です。 ここで必要なのは、かっこいい採用サイト

目次

応募が来ないのは「過重労働」への答えがないから

介護・福祉の人材募集で応募が伸びない要因は、求職者が抱く「過重労働ではないか」という不安に、募集側が答えを返せていないことです。

高齢化の進行によって、介護職員の求人そのものは増えました。それでも応募が分散しないのは、燃え尽きや人手不足といったイメージが先行しているためだと考えています。不安を解消できない募集は、そのまま読み飛ばされてしまいます。

介護の現場は、文字ベースで雰囲気を伝えるのが難しい仕事です。だからこそ、採用サイトやホームページを通じて、職場環境やキャリアパス、研修制度などの情報を詳しく伝えましょう。これが求職者にとって何よりの安心材料になります。

情報を丁寧に伝えると、入職前後のギャップが小さくなります。新しく入った人が職場を正しく理解した状態で働き始められるため、長期的な定着率が上がり、離職を防ぐことにもつながります。

採用サイトは人材募集の入口であると同時に、辞める理由を先回りして減らす仕組みでもあるのです。

介護・福祉の採用サイト制作で重要な3つの要素

介護・福祉の採用サイト制作で事業者が意識すべきなのは、配色・写真・情報の3つです。

求職者はこの3つから、「重たい職場ではなさそうか」「一緒に働く人はどんな顔つきか」「入職後に何が起きるか」を確認しています。

自社のホームページを制作・リニューアルする際も、この3点を軸に構成を練ることをおすすめします。

①「重さ」を消す配色とモチーフ

介護の採用サイトのデザインで最初に効くのは配色です。

ミントグリーンやパステルカラー、手描き風のイラスト、丸みのある形など、介護・福祉の現場を扱いながらも、画面そのものを軽くしている構成が目立ちます。

これは事実を柔らかく粉飾しているわけではありません。「重たそう」という先入観を、最初の1画面で外しにいっていると捉えてください。

シニア向け施設のホームページ制作においても、重苦しさを払拭するデザインは非常に有効です。

②利用者と職員が一緒に写っている写真

介護の仕事の魅力は、職員だけを撮った写真では伝わりません。

利用者と職員がやりとりしている場面や、笑っている瞬間、日常の一コマなど、関係性が写っている写真があるかどうかで、伝わる情報量が大きく変わります。

なお、写真は自前で撮ろうとせず、撮影だけはプロに依頼するコスト配分をおすすめします。介護施設の場合、屋内の光の条件が難しく、素人撮影だと暗く沈んだ印象になりやすいためです。

③入職後に何が起きるかが分かる情報

配色と写真で「良さそう」と思ってもらえても、シフトや資格取得支援の情報がなければ応募にはつながりません。

夜勤の回り方、無資格・未経験からの入職ルート、資格取得のバックアップ、産休・育休からの復帰など、求人票の枠に収まりきらない情報こそ、採用サイトが引き受ける領域です。

若い世代を採用したい場合はとくに、「3年後の自分」が描ける情報があるかどうかが重要になります。介護福祉士やケアマネジャーへの道筋を、実際に歩んだ職員の話として載せられると効果的です。

介護・福祉の採用サイト制作について、よくいただく質問

Q1: ハローワークと求人媒体だけでは足りませんか

媒体は「見つけてもらう」ための枠であり、採用サイトは「決めてもらう」ための場所です。役割が違うため、どちらかで代用できるものではありません。

実際、媒体で興味を持った求職者はたいてい法人名で検索します。そこで出てくるのがサービス案内だけだと、働く場所としての判断がつかないまま離れてしまいます。

Q2: 職員の顔出しに抵抗があります。写真なしでも作れますか

作れますが、伝わる情報量は確実に落ちます。

全員の顔出しが難しい場合は、承諾いただける方だけに絞る、後ろ姿や手元のカットを混ぜるといった工夫で調整します。少なくとも「人がまったく写っていないサイト」だけは避けてください。

Q3: 若い世代からの応募を増やしたいのですが、どこを変えるべきですか

まずはスマートフォンでの見え方です。若い層はほぼスマートフォンで見ているため、パソコン向けの構成のままだと読まれません。

そのうえで、無資格・未経験からの入職ルートと、資格取得のバックアップを分かりやすい位置に置きます。この2つで反応が変わるケースは多いです。

Q4: おしゃれなデザインにすると、かえって信用されませんか

「おしゃれ」を目的にすると、信用が落ちることがあります。

装飾を増やすのではなく、余白を取り、情報を整理し、写真の質を上げるようにしてください。この方向で整えたサイトは、軽やかに見えて信用も落ちません。

Q5: 施設が複数あります。法人でまとめるか、施設ごとに分けるか迷っています

採用の窓口としては、法人で1つにまとめたほうが動かしやすいです。

求職者は法人単位ではなく、通える範囲で探します。そのため、法人サイトの中で施設ごとの情報にすぐ辿り着ける構成にしておきます。

この形が、運用の手間と分かりやすさを両立できるためおすすめです。

デザインの前に、見られているかを確認する

デザインの話をしてきましたが、介護の採用サイトで差が出るのは写真の枚数ではありません。未経験の人が「自分にもできそうだ」と思える順番で並んでいるかです。制度の説明から始まるサイトは、情報が多くても読み手の不安を解消できません。

まずは自社の採用ページを確認し、求職者が知りたい順番に情報が並んでいるかを見直してみてください。

求人票の条件だけでは伝わらない魅力を言葉にして配置するだけでも、「きつそう」というイメージを和らげ、応募を後押しするきっかけを作ることができます。

ただ、受け皿をどれだけ整えても、求職者の目に触れていなければ応募は起きません。露出と受け皿は両輪です。

とくに介護・福祉は通勤圏の制約が強く、片道1時間/25〜30km圏内がひとつの目安になります。この狭い範囲の中で選んでもらう以上、条件だけの勝負ではなく総合点勝負になります。

ここを毎月自力で改善し続けるのが難しいようなら、外部の目線を入れることも検討してください。

弊社は全国の地方企業に1,420社以上のウェブサイト制作・マーケティング支援を行ってきました。採用については、サイトを作って終わりではなく、求人媒体への露出から選考までを地方企業向けに一貫してご支援しています。製造・建設・運送・医療・飲食など、地方で人が採りにくいと言われる業種の現場を見てきました。

施設まるごとで頼む必要はありません。いまの採用ページと求人票を並べて見せていただければ、「きつそう」で止まっている箇所がどこかをお伝えできます。施設が複数ある場合の分け方から、というご相談でも構いません。

採用サイト制作のサービス詳細はこちら

心を掴む社会福祉法人・介護事業者のホームページ事例10選

ここからは、社会福祉法人や介護・福祉施設の採用サイト・コーポレートサイトの制作事例を10例紹介します。

各法人が求職者に向けて「何を見せているか」に注目してご覧ください。「制作:地方採用ワークス」と記載のあるものが弊社の制作実績です。

社会福祉法人舟伏 様(福祉・地域支援・教育)

社会福祉法人舟伏様のホームページデザイン(岐阜県/福祉・地域支援・教育)

https://www.funabuse.or.jp/(制作:地方採用ワークス)

岐阜県岐阜市に拠点を置き、福祉・地域支援・教育の分野に取り組んでおられる、社会福祉法人舟伏様のコーポレートサイトです。

この法人は、地域社会との密着と、誰もが自分らしく輝ける環境を見せています。

緑豊かな風景や人々の交流を描いたイラストをトップビジュアルに配置し、福祉活動が地域としっかり結びついていることをアピールしています。

柔らかな色彩と親しみやすいレイアウトを採用することで、求職者に対しても心地よい印象を与えます。「もっと自分らしく輝ける毎日を」というメッセージとともに、法人の理念に共感する人材を募集しています。

和光会グループ 様(介護事業・福祉事業・医療事業)

株式会社和光会グループ様のホームページデザイン(岐阜県/介護事業・福祉事業・医療事業)

https://recruit.wakokai.or.jp/(制作:地方採用ワークス)

岐阜県岐阜市に拠点を置き、介護事業・福祉事業・医療事業を幅広く展開する企業、和光会グループ様の採用サイトです。

この法人は、現場の温かい雰囲気と、生き生きと働くスタッフの姿を見せています。

ファーストビューではスタッフや利用者の様子を配置し、清潔感のある白を基調としつつ、親しみやすいカラフルな差し色を使用しています。

また、サイドバーのSNSアイコンやコンテンツボタンを使いやすく配置しています。採用情報や法人説明がすぐに確認できる導線設計になっており、求職者が迷わず情報に辿り着ける工夫がされています。

岐阜県福祉事業団(福祉・介護・採用)

社会福祉法人岐阜県福祉事業団様のホームページデザイン(岐阜県/福祉・介護・採用)

https://recruit.gifu-fukushi.jp/(制作:地方採用ワークス)

岐阜県岐阜市に拠点を置き、福祉・介護事業を展開する企業、岐阜県福祉事業団様の採用サイトです。

この法人は、スキルアップできる環境と、活気ある職場の雰囲気を見せています。

温かみのある写真と爽やかなミントグリーンを基調としたデザインで、訪問者に親しみやすさと信頼感を与えています。

『スキルアップできる環境が魅力』というキャッチコピーを掲げ、笑顔のスタッフの写真をメインビジュアルに据えることで、働く現場の活気を感じさせます。シンプルながら情報が整理された構成で、採用情報へのアクセスもスムーズです。

瑞鳳会グループ 様(医療・介護・福祉)

瑞鳳会グループ様のホームページデザイン(岐阜県/医療・介護・福祉)

https://zuihokai-group.org/(制作:地方採用ワークス)

岐阜県岐阜市を拠点とし、医療・介護・福祉事業を展開する瑞鳳会グループ様の採用サイトです。

この法人は、職場の明るい雰囲気と、サービスや職種の多様性を見せています。

スタッフの笑顔と活動的な場面を中心にした写真を配置し、ピンクを基調とした配色で温かみを与えています。

メッセージ性の強いキャッチコピーと手書き風フォントが親しみやすさを演出し、地域貢献への取り組みを感じさせる構成です。トップページの直感的なナビゲーションが、求職者の情報収集をサポートしています。

リニエ(介護・福祉・訪問看護)

リニエの実際のサイトデザイン

https://recruitment.linie-group.jp/

東京都に拠点を置き、介護・福祉・訪問看護事業を展開するリニエ様の採用サイトです。

この法人は、現場での温かい人間関係と、専門職としての誇りを見せています。

トップページでは、利用者とスタッフが連携する様子をリアルに描いています。落ち着いたグリーンを基調としたデザインで、安心感と専門性を強調しています。

『Be Professional』というキャッチコピーを大きく配置し、求職者に向けた力強いメッセージ性を伝えています。黄色のラインがダイナミックに描かれ、動きと活気も演出しています。

P.P. Corporation(放課後等デイサービス・福祉関連事業)

P.P. Corporation様のホームページデザイン(静岡県/放課後等デイサービス・福祉関連事業)

https://ppc-wonder.com/

静岡県富士宮市を拠点に、福祉関連事業を展開するP.P. Corporation様のコーポレートサイトです。

この法人は、サービスの温かさと創造性、そして未来への希望を見せています。

ミニマルで洗練されたデザインを採用し、トップビジュアルには子どもの笑顔とアート性の高いイラストを組み合わせています。

余白を活かしたレイアウトやタイポグラフィの遊び心が、視覚的に柔らかい印象を与えつつ、企業としての現代的な価値観を表現しています。サイト全体を通じてストーリー性を感じられる構成です。

医療法人社団創生会(介護・福祉・採用)

社会福祉法人創生会様のホームページデザイン(兵庫県/介護・福祉・採用)

http://i-souseikai.jp/recruit/

兵庫県神戸市を拠点に、介護・福祉事業を展開する社会福祉法人創生会様の採用サイトです。

この法人は、サービスを提供する側と受ける側の幸福を大切にする理念を見せています。

メインビジュアルでは利用者とスタッフが笑顔で交流するシーンを強調しています。柔らかいパステルカラーの円を重ねたデザインで、安心感や親しみやすさを演出しています。

キャッチコピーには『最幸の瞬間』という言葉を使用し、心温まる瞬間を伝えています。全体のシンプルなレイアウトが情報へのアクセスを直感的にし、求職者がスムーズに応募へ進める構成です。

社会福祉法人あいのわ福祉会(福祉・介護・採用)

あいのわ福祉会様のホームページデザイン(東京都/福祉・介護・採用)

http://www.ainowa.or.jp/recruit/

東京都を拠点に、福祉・介護事業を展開する社会福祉法人あいのわ福祉会様の採用サイトです。

この法人は、仕事の魅力や職場の雰囲気、そして未来への挑戦を見せています。

柔らかなパステルカラーと手描き風のイラストを用い、トップページにはスタッフの笑顔や職場風景を切り取った写真を並べています。

『わたしがつくる、福祉のこれから』というキャッチフレーズを中心に据え、求職者が安心感を抱きやすいストーリー性を重視した作りになっています。

社会福祉法人慈楽福祉会(介護・福祉・採用)

社会福祉法人慈楽福祉会様のホームページデザイン(広島県/介護・福祉・採用)

https://jiraku.or.jp/

広島県を拠点に、介護・福祉事業を展開する社会福祉法人慈楽福祉会様のコーポレートサイトです。

この法人は、自然豊かな環境での心温まる交流と、安心感を見せています。

メインビジュアルでは、スタッフが利用者と笑顔で交流する姿を配置しています。柔らかいフォントと自然をモチーフにしたデザインで、優しさを強調しています。

『心が通じ合い、人と人とが手を取り合う未来へ。』というキャッチコピーで法人の理念を表現し、居宅サービスや施設サービスなどの情報も視覚的に整理して、求職者が使いやすい構成にしています。

社会福祉法人愛和会(高齢者・障がい者・児童サービス)

社会福祉法人愛和会様のホームページデザイン(大阪府/高齢者・障がい者・児童サービス)

https://swc-aiwakai.jp/

大阪府を拠点に、高齢者サービス、障がい者サービス、児童サービスを展開する社会福祉法人愛和会様のコーポレートサイトです。

この法人は、地域に根ざした取り組みと、社会貢献への強い意志を見せています。

トップページでは利用者の日常を切り取った写真を豊富に使い、背景には柔らかな色合いの地図を配置しています。

『地域とわたしたちを世界と未来につなぐ』というキャッチコピーを掲げ、縦長のスライド形式のデザインで各サービスの情報を分かりやすく整理し、訪問者に優れたユーザー体験を提供しています。

医療機関の採用サイトは、介護・福祉とは効くポイントが少し違います。病院・クリニックの採用も並行して進めている場合は、以下の事例もあわせてご覧ください。

参考記事:『【事例11選】病院・クリニックの採用サイトデザイン|看護師に選ばれるには?

※ご紹介しているサイトの中で、「(制作:地方採用ワークス)」と書かれたサイトは弊社の制作実績です。その他のサイトは弊社の制作実績ではございませんが、本記事の切り口に沿う事例としてご紹介させていただきました。制作をされた制作会社様で、掲載の取り消しをご希望の場合は速やかに対処させていただきますので、弊社までご連絡くださいませ。

この記事を書いた人
【事例10選】社会福祉法人のホームページ制作|介護・福祉の採用サイト | 採用サイト制作
たまちゃん

マーケティングデザイン部 マネージャー/Webマーケター 大学在学中に、複数Webメディアを立ち上げ、アフィリエイターとして法人化。設立から2年後、社会貢献などの「働きがい」を求め、リーピーにジョイン。 現在は、現場で培ったWebサイトの運用経験を元に、お客様サイトの運用代行や自社コーポレートサイトの運用など、幅広いマーケティング領域を担当。

この記事をシェアする

関連記事