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社会福祉法人舟伏  大原真須美 様

リニューアル後、他県在住の方からも問い合わせが来て採用につながる機会が拡大しています。

社会福祉法人舟伏|大原真須美様
法人名 社会福祉法人舟伏
設立 平成20年3月
所在地 〒500-8211
岐阜県岐阜市日野東4-10-18
従業員数 107名
事業内容 障がい福祉事業
保育事業
公益事業
Webサイト https://www.funabuse.or.jp/

リニューアル後、他県在住の方からも問い合わせが来て採用につながる機会が拡大しています。

福祉と保育の 身近な相談窓口。

岐阜県岐阜市で、社会福祉法人として福祉と保育の事業を展開する舟伏様にお話を伺いました。

事業内容について、お聞かせください。

障がい福祉事業として、主に障がいのある方を対象とした福祉事業を運営しています。公益財団法人岐阜病院の社会福祉施設が独立して、社会福祉事業になっているので、主に精神障がいや発達障がいのある方の日常生活の相談、居場所・住まい(グループホーム)の場の提供や、働く訓練を行う福祉サービスを実施しています。他にも、労働局や岐阜市などの行政からさまざまな障がいのある方の就労に関する相談の事業を受託しています。

あとは保育事業として保育園(一時預かり事業含む)を運営しています。岐阜市から民間委託を受け、令和6年度には保育園が2カ所になる予定です。

ものすごい勢いで事業拡大されていますね。

そうですね、病院の社会復帰部門が独立してできた事業なので、最初は8人くらいでスタートしたのですが、15年で今の規模になりました。

昨今は障害者福祉のサービスも、どんどん制度の改正がありますし、ニーズも広くなってきていますね。昔は精神障がいのある方だけの関わりでしたが最近は、発達障がいなどの支援が加わり、対象者層も広がってきています。そのニーズに合わせて事業が大きくなっています。

福祉業界に変化を感じられますか?

福祉単独ではなく、地域や行政とのつながりが大切になってきています。例えばSDGsの取り組みに関しても福祉だけの領域でことが足りるということはなく、福祉だから何か優遇されることもなくなってきています。きちんと異業種や地域と繋がっていかないと、社会福祉法人も取り残されていく時代だと思っています。全てのことが共同でやっていけますし、福祉や保育で完結する時代ではなくなっていると感じます。

貴法人の採用の強みや特徴を教えてください。

精神保健福祉士など、専門領域の職員をたくさん雇っているので、それを魅力に後輩たちが入ってきています。ありがたいことです。設立してからの採用なので、若い職員も多い法人です。

職場実習や、資格取得のための現場実習の受け入れなどもしており、大学とも連携しています。

ホームページ制作について

ホームページをリニューアルしようと思われたのはなぜですか?

法人が独立した時に以前のホームページを立ち上げました。ですが、時代と共にサービスが変化し事業が拡大してきていて、変更のたびにホームページ業者へ依頼をし変更してもらわないと対応できないことや、お金もかかることから十分に対応できていませんでした。

都度都度、手を加えてきたものの、細やか行うことは難しく限界がきたのかなということ。あとは、令和6年に運営が開始する保育園がある中で、改めてホームページのリニューアルを図り、舟伏のことがわかり、情報発信のできるホームページにしたいという目的がありました。

具体的にはどのような活用イメージを持たれていますか?

現在は、福祉自体がサービスとして展開され、個人の方の希望による契約で成り立っています。ですが、私たちは事業の周知や広告に長けていませんし、そういった情報展開に関して、意識して取り組んできていませんでした。それから、社会福祉法人もいろんな企業さんや地域とのネットワークの中で、共同でやることが増えてきています。

そういう時に情報収集し知っていただくための、「名刺」の役割としてホームページがあると思っています。以前はそこに応えられるような状態ではなかったので、今後のことを見据えて、きちんと改めて作りたいなということでリニューアルをしました。

当社にご依頼をいただいた理由やきっかけを、お聞かせください。

いろいろ調べましたが、リーピーさんの過去の制作実績を見させていただき、デザインや、見せ方のクオリティが高いなと思っていました。それから法人の想いをホームページで表現してもらえると思いました。

さまざまな業種の対応をしてこられているので、どこかに偏ることなく、フラットに作れたら良いなと思っていました。

あとは制作した後に、システム的に運用がしやすい仕組みがあることもすごく魅力でした。制度が変わると、事業が変わることがあります。事業の運用面において、制度の改正等で起こりうる、サービス内容の変更などに、ある程度、自法人でホームページの変更に対応できる仕組みがあったことがよかったです。

更新はしやすいですか?

しやすいです!本当にしやすいですね。更新ができるので、職員の意識が変わった気がします。福祉の世界は、自分の成果や結果を見える化するという取り組みが少ないと感じていますが、更新することで残っていくので、結構大事だなと。やってみて思っています。

弊社と一緒にコンセプトを考えてみていかがでしたか?

第三者が自法人を客観的にみるとこういうまとめ方ができるのか、という新鮮な気持ちと、まとめてもらったことで改めて自分たちの理念や価値を振り返る事ができました。

私たちも、コンセプトや理念を大切にしていますが、それを客観的に取りまとめていただくことはあまりないので、すごく楽しんでやっていました。理念やコンセプトを大切にしている分、すごく大切な時間だなと思っていました。

あと、色を決めていく時もそうですけど、微妙なニュアンス感を調整するのは、この時の会話があったからできたんじゃないかなと思います。

デザインはいかがでしたか?

明るいイメージと、いい意味で「福祉」という視点で作られていないところがよかったです。トップページにイラストを採用する提案もよかったです。

当法人は、福祉といっても、障害者福祉や保育など、ニーズや層もぼやけますのでピンポイントでっていうのが難しいなか、お願いをしていました。リーピーさんも大変だったのではないかな?と思いつつ、根本にある舟伏の良さとか、そういったものを全面的に表現していただいたんじゃないかなと思っています。

ターゲットの違う、障がい者福祉から、保育事業を一枚の「名刺」にするとしたらってことで、いい塩梅でデザインしていただけました。

ありがとうございます!
サイトを公開後、ホームページからの成果や反響はいかがでしょうか?

他県の大学さんから、「良いですね、どこでホームページ作ってもらったんですか?」と急に問い合わせがきました。全く繋がりがないところからの問い合わせだったので、とてもびっくりしました!

リーピーさんはいろんなジャンル、いろんな業種のホームページを作ってるので、具体的にこれが良いっていった方がいいんじゃないですかね?なんて、その時はお答えしましたが、やっぱりいろんな人が見てるんだなって感じました。

それに、ユーザーの方ですね。障がい福祉を利用しておられるユーザーの方からも、「新しくなったね」とか、「こんなの出てるね。」とコメントをもらって、こんなにもたくさんの方に見てもらえてるんだなということを知れました。

求人にプラスの効果はありましたか?

リニューアル直後に、障がい福祉職員の採用のお問合せがありました。「ホームページ変わったので今ならいけるかな?と思った」なんて言われました。職種を明確に紹介したことから、それを見てお問合せして見学させてもらおうと思ったという方でした。ホームページが変わってすぐだったので、本当に反響ってあるんだなって、驚きました。
また、応募を迷っていた方からのお問い合わせもありました。

保育園に関しては、他県在住の方からも問い合わせが来て採用につながる機会が拡大しています。ホームページを見てお問い合わせをしようと思ったと、電話で求人のお問合せをいただきました。とてもありがたかったと思っています。

職員の方たちの反響はいかがでしたか?

自信をもって見ていただけるホームページとして活用できていて、自分たちの価値を高めるきっかけにもなったかもしれないと思っています。自分たちの名刺代わりとして、企業さんや他の関係者の方に安心して情報提供できるようになったそうです。とてもよかったと思っています。

これからどういった運用をしていきたいと思われますか?

新しい情報への変更やブログ等での発信が多くできると期待しています。

今回から、ホームページの変更やブログ更新のしやすさに関して、一定のマニュアルができましたので、どの職員も習得しようと思えばできると思っています。これから事業やサービスが新しい仕組みに変わった時には、早めに変更し最新の情報を載せていられるような運営を目指していきたいと思っています。

今回のリニューアルを機に、各部署で誰がどういう風に触るとか運用に関しての見直しとかもしたので。いい機会だったと思っています。

福祉の業務とサイト運用を両立をするために、工夫されていることはありますか?

私たちは大きな法人ではないです。情報セキュリティに関しての委員会などはありますが、Webサイトの専門部署もなく、責任者や管理者が単独でいるわけでもないので、業務と兼務しながらやっている関係もあって、やっぱり一定の形があるのはありがたいかなと思います。

ブログは、各部署で誰が書くかを任せています。センシティブな部分に関しては、責任者が最終的に目を通して公開していますが、柔軟に更新しているので、頻度高くあげやすくなっています。

最後に

それでは最後に、当社ホームページをご覧になって、
リーピーをご検討中の方に一言お願いいたします。

自分たちのミッションや価値をコンセプトに落とし込むところから始まりますが、それが多分リーピーさんにお願いする最大の魅力だなと思っています。そこにもう一度立ち返りながらホームページを作ることで、その過程やその後の展開など、あとは職員の意識的なところに対して、単にホームページを作るにとどまらないような影響をあたえる機会が得られるのかなと思っています。

このホームページを作る仕事は通常の業務にプラスアルファされますので、正直結構大変でしたが、その苦労をして振り返ることが、リニューアルをする良さだと感じますので、とてもよかったなと思っています。そういったことをホームページ作りで感じられるのはとても良いのではないかと思います。

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