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採用サイトにおける「福利厚生」のアピ―ル方法・実際のデザイン事例を紹介!

インターネット検索が主流となった昨今、地方における採用活動の中心は、求人広告から「採用サイト」へと移行しつつあります。

実際に岐阜市に本社をおく当社でも、近年の採用状況の【約8割】以上が、採用サイトからの応募です。

しかし、当然ではありますが「求職者が惹かれるコンテンツ」がサイト上になければ、せっかく作った採用サイトからのエントリーも見込めないでしょう。

そこで今回は、採用に効果的な「福利厚生」コンテンツについて詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

採用サイトに「福利厚生」コンテンツが必要な理由は?

採用サイトにおいて「福利厚生」コンテンツが必要な理由は、求職者にとって福利厚生が、応募をするか否かを判断する上で重要な要素であるからです。

アンケート調査によれば、「福利厚生をどのくらい重視しますか?」という質問に対して、83%の人たちが福利厚生を重視しているという事実が明らかになっており、もはや「福利厚生」コンテンツは、採用サイトにおいて不可欠なのです。

また「福利厚生」コンテンツは、企業が自社を魅力的に見せるためにも有用です。充実した制度が整っている場合は、採用サイトコンテンツとして積極的に活用するようにしましょう。

参照記事:『なくてもいい福利厚生の第1位は「社員旅行」。お仕事さがしで福利厚生を重視する方は83%。|エン・ジャパン

福利厚生コンテンツによる『3つ』の採用効果とは?

①:優秀な人材を集めやすくなる

先にもお話したように、就職・転職活動において多くの求職者は福利厚生を重視します。つまり最低限の福利厚生しか提供しない企業よりも、充実した福利厚生を提供する企業に人材が集まるのは必然なのです。「福利厚生」コンテンツを充実させれば、応募者が増えるとともにその傾向も豊かになり、優秀な人材を獲得するチャンスも増えるでしょう。

質の高い採用活動には、求職者にとって魅力的な情報提供が欠かせないというわけですね。

②:企業への信頼性が向上する

福利厚生コンテンツが充実していれば、「安定した経営基盤がある」という裏付けにもなりますので、企業自体の信頼性を高めるのにも効果的です。また企業の経営姿勢が健全であったり、従業員を大切にする姿勢をアピールでき、求職者のみならず、社会的な評価も高まるでしょう。

自社の魅力を積極的に発信する意味でも、「福利厚生」コンテンツは非常に有用なのです。

③:求職者の「記憶に残る企業」になる

求職者はさまざまな会社の情報を調べ上げているため、エントリーを獲得するためには「求職者の記憶に残る企業」となることが不可欠です。そこで、福利厚生コンテンツで自社独自のユニークな制度を紹介することで、「この企業で働いてみたい!」という印象に残りやすい企業となり、求職者のエントリー候補に残る企業としてのブランディングができるわけです。

このように採用活動をブランディングとしてとらえることで、自社のファンを増やすことで、雇用拡大のチャンスを狙うこともできるというわけですね!

「福利厚生」コンテンツを作成する際のポイント

①:紹介すべき「福利厚生・制度」を選定する

まず大切にすべきは、自社の提供している福利厚生の詳細をしっかりと理解することです。そして、今の時代のニーズに合わせて、さらに充実させるかどうかを検討することも大切です。

というのも「福利厚生」とは、雇用保険や健康保険だけでなく、家への手当や休日のレジャー施設のサービスまで、多岐にわたるサポートのことを指します。特に、社会保険に関する情報は、掲載を忘れがちなので、その点もしっかりとチェックして、正確に伝えるようにしましょう。

②:数字を用いた「信頼性」の高い表現に

福利厚生の内容を伝える際に、文字だけの説明ではなく、具体的な数字を使うことで、その信頼性を高めることができます。たとえば、「育児休業制度」とだけ書かれていると、実際に利用できるのか疑問を持つ人もいるでしょう。しかし、具体的に「育児有休の取得率〇〇%」と明記することで、その制度をどれだけの人が利用できているのか?の証明にもつながります。

③:「見やすい魅せ方」を意識する

福利厚生の情報を伝える時、内容が多すぎてページが見づらくなることがあります。採用サイトにおいて「見やすさ」は重要視すべきポイントですから、デザインにも工夫をしましょう。

アピールしたい福利厚生は目立つ場所に明瞭に掲載することが大事です。情報が多ければ、見出しを工夫して、読む人がストレスなく進めるようにしましょう。ただ文字だけのページは、見る人が読むのが大変と感じることも多いため、写真や動画を活用すると、より魅力的なページになるでしょう。

④:制度を利用した「社員の声」を掲載する

実際に企業で働いている社員の生の声は、求職者にとって大きな参考になるものです。「どんな福利厚生を利用しているのか?」「制度のおかげでどんな変化・良い点があったか?」など具体的な社員の声を載せて伝えることで、より状況が伝わりやすくなります。

たとえば、福利厚生のおかげで困難な状況を乗り越えられた経験や、日々の仕事がより快適になったという声など、実際の体験を基にした話は大変効果的です。さらに、その声の主となる社員の写真を一緒にのせることで、より信頼感が増しますね。

「福利厚生」コンテンツが魅力的な採用サイト事例

株式会社noël

https://recruit.noel-garden.jp/service/(制作:株式会社リーピー)

ジェイエムシー株式会社

https://www.jmc-ltd.co.jp/recruit/welfare/(制作:株式会社リーピー)

株式会社ラーニングエージェンシー

https://leapy.jp/works/recruit/newgraduates-la/(制作:株式会社リーピー)

その他「採用強化」に効果的なページコンテンツは?

職種紹介

採用サイトに載せるべきコンテンツ『10選!』充実させるべき内容についても解説!

https://www.jmc-ltd.co.jp/recruit/occupation/(制作:株式会社リーピー)

まず第一に、企業にどんな仕事があるのかを求職者に知ってもらいます。こちらが求めるスキルや能力、逆に応募者が求める仕事内容や働き方を明確にするためにも必須のコンテンツです。

数字で見る⚪︎⚪︎社(実績情報)

採用サイトに載せるべきコンテンツ『10選!』充実させるべき内容についても解説!

https://dainichi-consul.co.jp/recruit/numbers/(制作:株式会社リーピー)

求職者は何百という会社の情報を見て回っていることを忘れてはいけません。この「数字で見る〇〇社」というコンテンツでは、企業の実績情報が視覚的に得られるため、信頼感や安心感に繋がるだけでなく、求職者に対して「その数値を魅力的に見せる効果」があります。歴史ある企業や高い実績を持つ企業は特に採用するべきでしょう。

社員インタビュー

採用サイトに載せるべきコンテンツ『10選!』充実させるべき内容についても解説!

https://leapy.co.jp/persons/(制作:株式会社リーピー)

求職者にとって、ただ文字で会社情報を見ているだけでは、

  • その会社の男女比はどれくらいなのか
  • どんな先輩たちが、どんな思いで仕事をしているのか
  • 入社してから得られらスキルは何か

などの「入社後の未来の自分」が想像しにくくなってしまいがちです。そこで、実際に現場で働いている先輩たちの顔や仕事ぶり、インタビューなどを掲載することで、求職者もエントリーに対する不安を払拭でき、エントリーへの一歩を踏み出しやすくなるのです。

先輩インタビュー(クロストーク)

採用サイトに載せるべきコンテンツ『10選!』充実させるべき内容についても解説!

https://newgraduates.learningagency.co.jp/crosstalk/(制作:株式会社リーピー)

会社の雰囲気や社員の考えを求職者に伝えるためのコンテンツです。採用後のイメージを具体的にし、求職者と企業の間にミスマッチが発生するリスクを防ぎます。

説明会情報

企業と求職者がお互いに理解を深めるための足掛かりとなるコンテンツです。求職者は企業理解を深め、企業は求める人物像にマッチした採用のl拡大を狙う側面もあります。

SDGsへの取り組み

社会的な課題にどう向き合っているのかを示し、求職者に対して企業の価値観やビジョンを明確に伝えます。

プロジェクトストーリー

企業がどのような仕事に情熱を注いでいるのかを具体的に示し、求職者と価値観をすり合わるためのコンテンツです。企業のビジョンに高い共感を抱く、質の高い求職者を集めるのにも有用です。

よくある質問

求職者の不安解消はもちろん、会社側の考えやポリシーを伝えるためのコンテンツでもあります。

保護者・先生方へ

企業の採用活動において、特に高校生の保護者や先生方からの信頼は非常に大切です。このコンテンツを通して、「ここなら安心して働かせられる」という安心感を生むとともに、信頼関係を築くためのコンテンツです。

コンテンツ以外に採用サイトで充実させるべきことは?

若手求職者を惹きつけるための「優れたデザイン性」

特に若手の求職者にとって、採用サイトのデザインは、応募意欲に対して大きな影響を与えます。なぜなら、採用サイトのデザインが求職者の最初の関心を引き、その後の採用への意欲を駆り立てるからです。人が初対面の相手の第一印象を重視するように、採用サイトも、一目見て「いいかも…」と思わせるような第一印象が欠かせないのです。

もちろんここでいう「優れたデザイン性」とは、見た目だけでなくサイト自体の操作性や情報の見せ方なども含まれます。これらを総合的に充実させることで、企業への興味や採用意欲がより高まるでしょう。採用サイトはいわば企業の「顔」であり、多くの求職者にとっての第一印象を決定づける重要なコンテンツです。そのため、採用サイトが明瞭かつ魅力的であるほど、求職者の注目を集めやすく、応募数も必然的に増えていくでしょう。

求職者の心をつかむ「採用ライティング」

採用サイトの文章は、ただ情報を伝えるだけでなく、求職者に対して企業の魅力やビジョンを効果的に届ける重要な要素です。ただ優れた情報を提供するだけでなく、どのようにそれを伝えるかがカギを握っているわけですね。

また、求職者自身も新生活やキャリアのスタートを切るきっかけの場として、採用サイトを訪れます。そうした「期待感」や「ワクワク感」を引き出すためにも、文体や言葉の選び方が重要になるのです。例えばプレゼンテーションの際、ただ原稿を読み上げる人よりも、身振りを交え表情豊かに話す人の方が好印象なのは明らかですよね。

だからこそ、採用サイトの文章作成においては、企業の良さを際立たせる力強い言葉選びと求職者の気持ちに寄り添った表現が欠かせません。こうした工夫が、採用サイトを単なる情報提供の場から、求職者と企業が出会い、より強くマッチングする出会いの場へと、価値を高めてくれるでしょう。

採用サイト準備は「広報解禁日」までの用意がマスト!

新卒からのエントリーを獲得したい場合、採用サイトの準備は「広報解禁日」までの準備がマストです。そもそも採用活動においては、

  • 広報解禁日(大学3年の3月1日)
  • 選考解禁日(大学4年の6月1日)
  • 内定解禁日(大学4年の10月1日)

上記3つの解禁日が設定されており、そのうちの「広報解禁日」が、企業が実際に求職者に向けた求人情報を公開できる時期となっています。そのため広報解禁日には、例年いち早くエントリーしたい学生が、企業の採用サイトに一斉にアクセスするといった特徴があります。また就活意識の高い優秀な人材ほど、就職活動の開始も早い傾向にあるため、このタイミングで求職者からの共感を得やすいコンテンツを用意している企業が、毎年の採用活動で成果を上げているのです。

採用サイト制作においてよくある質問

Q:採用サイトで最も重要な要素は何ですか?

A:採用サイトにおいて最も重要なのは、企業のブランドや文化を明確に伝えることです。訪問者にとって、情報がわかりやすく、興味を持ってもらえるようなコンテンツが求められます。

Q:SEO対策は必要ですか?

A:採用サイトにおいて、SEO対策は非常に重要です。採用サイトが検索エンジンで上位化されることで、より多くの人々の目にとまるようになります。

Q:モバイル対応はどれくらい重要ですか?

A:多くの人がスマートフォンを使用してウェブサイトを閲覧するため、モバイルフレンドリーなデザインが欠かせません。

Q:採用サイトに動画を掲載するメリットは?

A:動画は視覚的に訴えかける力があり、企業文化や働いている人々の声をリアルに伝えることができます。ただし、品質が低いとかえって悪印象を生むリスクがあるため、注意が必要です。

Q:更新頻度はどれくらいが理想ですか?

A:定期的な更新が推奨されます。情報が古いと、企業の信頼性が低下するリスクが高まります。

Q:採用サイトの分析はどう行えばいいですか?

A:Googleアナリティクスツールを使用して、訪問者の行動やサイトのパフォーマンスを定期的にチェックすることが有用です。詳細な分析には専門的な知識を要することもあるので、専門家やWebマーケターへの依頼を検討しても良いでしょう。

地方採用ワークスでは、採用サイト制作から、採用業務の代行、人材紹介など、”地方企業における採用課題の解決”に特化した包括的な支援を行っております。

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